天才とは

手書きの円が縦に二つ重なった図
この記事を読むのにかかる時間:約 1未満 分

前の会社の同期に、京大の工学部を出た男がいた。

彼のいた技術部がなくなって、九州の営業部に飛ばされた。そこで電験一種を取った。一年の勉強で、三種と二種を飛び越して。社内に持っている人がいなかったので、騒然となったらしい。

その彼が、大阪の施工グループに来た。

当時の僕は、電気工事士二種に三連敗していた。他の宇宙からやってきた人に見えた。

京大のきょうだいは東大らしい。

1話したら100分かる。その代わり、100話すべきことを1としてしか表現しない。

社内の勉強会で、完璧なシステムを組んだ彼に、新入社員が何か質問した。彼は変圧器の○を二つ書いた。そこで5分沈黙して、終わった。

愛されていた。

土日は八尾のミスドで一緒に勉強した。ほぼ教えてもらっていた。全量買取が始まった頃で、講習の中身を彼が紙に書いてくれる。彼はいつもエンゼルフレンチだった。僕はコーヒー飲み放題だった。

字が汚すぎて読めない。それが全てを圧倒して、頭に入ってこない。

難しい参考書も、一度読んだらほぼ分かるらしい。情報が連鎖的に繋がっていくらしい。

前提が違う。同じことをやっても同じ結果にならない。この頃に学んだ。

僕はそうはできないので、コツコツやっている。電気工事士二種は4回目で突破した。天才はみんな持っている資格だ。

関東に来てからも、新宿や川崎で飲んだ。飲みの後にメイド喫茶に行った。彼はめちゃくちゃ雄弁だった。何を話していたかは覚えていない。字が読めないのと同じだ。

分母が僕の会った人で申し訳ないが、東大よりも京大の方が天才が多い気がする(すみません)。

マッチングアプリで一度だけ寿司を食べに行った女医も、何を話しているのか分からなかったし、女医だった。

彼は僕より2年早く会社を辞めた。最後に会ったのは5年前の川崎だっだと思う。

メイド喫茶に通えてると良いな。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

作編曲家/電気主任技術者

YNU ☉⁠➛ 太陽光 †⁠➛ 学校 ⏚⁠➛ 半導体 ∴⁠➛ 独立

コメント

コメントする

目次