Tonal Balance Control 3 買ってステレオ幅について考えてみた

Tonal Balance Control 3
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はじめに

Tonal Balance Control 3

OzoneのTonal Balance Control 3を使ってめっちゃよかったので描く。

Tonal Balance Control 2は以前から使っていたんだけど、3で追加された機能が目当てで購入した。17,700円ですた。

https://izotope.jp/jp/products/tonal-balance-control-3/

いままでぐぎぃぃぃと歯を食いしばりながらやっていた調整がむっちゃ楽になりました。

TBC2から使っていた機能

まず、Low-End Crest Factor Meter。

クレストファクターとかいうやつ。

キックとベースのトランジェントとサステインのバランスを見るために使っていた。低域が潰れているか、アタックが残っているかがインジケーターでわかる。

なんかベースがパコパコ言いすぎてるときとか、ぼやっとしてる時にみる。見ながらキックとベースを調整する。

次にリファレンスに対するEQバランス。狙う帯域バランスから自分のミックスがどれだけ外れているかを見ながら調整したりしていた。

TBC3で追加された機能

Extra Meters (Tonal Balance Control 3)

こんなやつ。

Extra Meters とかいうやつですね。3つのインジケーターがある。

左がVocal Balance。ボーカルとオケのバランスが客観的に分かる。自分の場合、インディーズのギターバンド系をよく聴いてきたので、ポップスを作る時にもボーカルが埋もれるバランスにしがちだった。その癖を数値で確認できるのがとってもよかった。

中央がDynamics。曲全体のダイナミクス、つまりピークと平均レベルの差(クレストファクター)を、選んだリファレンスと比べて示してくれるらしい。なんか大体真ん中になる気がする。マキシマイザーでぶっ潰すと寄ることはわかった。

右がStereo Width。ステレオの広さが分かる。これもとても良い。自分が広いと思っていた音が、実際は狭かったということがあった。これもめっちゃいい。

スタンドアロンで動く

単体のアプリとして使えるので、DAWを立ち上げる必要がない。

これもめっちゃいいです。

つねにドッグに残しておいて、音楽やYoutubeを再生しながらみて新しい発見をし続けることができます。

好きな曲の好きな要素をMix的な観点から分析できます。(この曲が広い感じがするのはStereo Widthが広いからなのか〜みたいな)

ステレオの広さとは何か(個人の感想です)

この辺は変なことを言うと怒られそなので、あくまでも個人の感想という立て付けです。

左右チャンネルから同じ信号が同じ音量で出ると、人はそれを正面から来る音として知覚する。これがセンター。逆に左右で違う信号が入っているほど広く聴こえる。つまりステレオの広さとは、左右の差の量のことっぽいです。

何度も言いますが、私が間違って理解している可能性もあるので、注意してください。あくまでも自分のために書いているので。

計算式

Mid = L + R
Side = L − R

戻す場合
L = (Mid + Side) ÷ 2
R = (Mid − Side) ÷ 2

みんな大好き「とーくばっく」にも書いてあります。

https://pspunch.com/talkback3rd_sample.pdf

該当箇所は7章「M/S処理の話」

ということから考えると、

思い切ってパンで左右に広げていたとしても、センターに共通するデータが多ければ、結果としてステレオは広くならないのでは?という感じです。

どうやってステレオを広げるか

  • 1.左右で違うことをする

Side = L − R が直接大きくなる。差そのものを作るので最も確実。

  • 2.ルームシミュレーターを使う

左右に別々の反射音を足すことで差を作る。元がモノラルの素材でもサイド成分を生成できる。

いまのところ

  • 3.モノにすべき音源はモノにする

これはまだ整理できてないんですが、そんな感じがする。後日追記する予定。

この辺りを意識したら確かにメーター上では良くなった。

あとはごちゃごちゃっと聴こえなくなった気もする。

何でかはわからないけど。

勉強になったコンテンツ

「絶対やるなM/S処理」という動画

ステレオの概念がめちゃくちゃわかりやすかったです。

趣旨としては、良かれと思ってしたM/S処理により、逆に狭く聴こえてしまうみたいな感じ、、だと思います。

とても勉強になりました。

あとはこちらです。

  • とーくばっく ~デジタル・スタジオの話~David Shimamoto 著、Studio Gyokimae、

DAWなどデジタル機器の内部挙動と、それを踏まえた考え方をまとめた本のようです。(理解しきれていないのでのようです、となっています)

ステレオの広さやMS処理については7章「M/S処理と留意事項」と4-2「トラックの左右配置とステレオ方式の限界」が該当すると思います。

購入やサンプルは以下だそうです。

https://pspunch.com/pd/talkback.html

おわりに

TBC3で主要な要素を可視化することで、ミックスおよび制作が捗るよという話でした〜

それではまた=

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この記事を書いた人

白晝堂々(はくちゅうどうどう)

作編曲家/電気主任技術者

YNU→半導体メーカー→再エネ事業→限界フリーランス

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